「エンジニアになりたい！」
そんな風に思ったことはありませんか？
ご存知の通り、IT業界は成長分野であり、男性だけでなく女性の活躍がますます期待されています。
しかし、未経験からどのように目指せば良いのか、どんなサポートがあるのか分からず、不安を感じる方もいるかもしれません。
「やっぱり女性にはハードルが高いのでは？」
「気持ちはわかりますが、そんなことないですよ！」
安心してください。
現在、女性がエンジニアとしてキャリアを築くための多様なサポート体制が整っています。
国や自治体の給付金・助成金制度から、女性に特化した学習プログラム、さらにはキャリア相談や就職支援まで、手厚い支援が用意されています。
これらのサポートを上手に活用することで、未経験からでもエンジニアへの道を力強く歩み出すことがきっと可能です。
この記事では、女性がエンジニアになるための具体的な支援策を詳しく紹介していきますので、最初の一歩が踏み出せない方は、最後までチェックしてみてくださいね。
女性エンジニアを目指すメリット
IT業界の多くの企業では、性別に関わらず実力で評価される環境が整っています。
その中でも、特に女性がエンジニアを目指すことには多くのメリットがあります。
まず、多様な働き方が可能になる点が挙げられます。
リモートワークやフレックスタイム制など、柔軟な働き方を取り入れている企業が多く、ライフステージの変化に合わせてキャリアを継続しやすい特徴があります。
そのため、育児や介護と仕事を両立しながら、専門スキルを活かして働いている女性エンジニアが多くいます。
次に, スキルが直接評価される専門職であるという点です。
一度デジタルスキルを身につければ、それは場所や企業に縛られない普遍的な価値となり、市場価値の高い人材としてキャリアを築けます。
論理的思考力や問題解決能力といったエンジニアに必要なスキルは、日常生活や他の仕事にも応用できるため、自身の能力を多角的に高められます。
また、女性の視点が求められていることも忘れてはなりません。
多様なユーザーのニーズに応えるためには、開発チームにも多様な視点が必要です。
女性ならではの感性や視点は、サービスの品質を高める上で非常に重要な要素であり、ビジネスにおいて新たな価値を生み出す可能性を秘めています。
特にユーザの評価に直結する、ユーザーインターフェース（UI）やユーザーエクスペリエンス（UX）の改善において、女性の視点は高く評価される傾向にあります。
最後に、キャリアアップの機会が豊富にある点も大きな魅力です。
IT技術の進化は早く、常に新しい技術や知識を学ぶ必要がありますが、それは裏を返せば常に新しい挑戦の機会があるということです。
スキルを磨き続けることで、プロジェクトリーダー、テックリード、ITコンサルタントなど、様々なキャリアパスが開けていきます。
未経験からエンジニアになるための学習方法
未経験からエンジニアを目指す場合、いくつかの学習方法が考えられます。
ご自身の状況や学習スタイルに合わせて、最適な方法を探してみましょう。
1. プログラミングスクールの活用
最も効率的で、挫折しにくい方法の一つがプログラミングスクールの活用です。
特に、女性向けのプログラミングスクールやコースでは、女性が安心して学べるコミュニティが用意されていたりするなど、より特化したサポートを受けられる場合があります。
2. オンライン学習プラットフォームの活用
学習費用を抑えたい方や、マイペースに学習を進めたい方には、オンライン学習プラットフォームの活用がオススメです。
ただし、オンライン学習は自己管理能力が求められます。
疑問点を自分で解決する力や、モチベーションを維持する工夫が必要になるかもしれません。
「ちなみに私は、Udemy も Progate も ドットインストール も、paizaラーニング も全部大好きです！無料で受講できるものも多くあるので、是非試してみてくださいね！」
3. 独学での学習
費用をかけずに学習を進めたい場合は、独学という選択肢もあります。
独学は最も費用を抑えられますが、学習計画の立案から疑問点の解決まですべて自分で行う必要があるため、強い意志と継続力が求められます。
初心者にとっては、どこから手をつければ良いか迷いやすく、挫折しやすい側面もあります。
女性エンジニアを後押しする公的・民間サポート
未経験からエンジニアを目指す女性のために、国、自治体、そして民間企業が様々な形で支援を提供しています。
学習費用の補助はもちろん、安心して学べる環境づくりや、キャリア形成まで多角的なサポートがあります。
1. 学習費用を補助する制度
学習費用は、エンジニアを目指す上での大きなハードルとなることが多いです。
しかし、国が提供する給付金制度を活用することで、その負担を大きく軽減できる可能性があります。
これらの制度は女性に限らず利用できますが、「女性デジタル人材育成プラン」の目標達成に向け、多くの女性が活用しています。
具体的な申請方法や対象講座は、各制度の公式サイトやハローワークで最新情報を確認してくださいね。
ITスクールのリスキリング費用を安く！助成金・給付金・割引制度まとめ
2. 女性に特化した学習支援プログラム
女性が安心してデジタルスキルを学びやすいように、特別な配慮がされたプログラムが増えています。
女性向けプログラミングスクール・コース
- Internet Academy（インターネットアカデミー）
1995年に開校した日本初のWeb・IT専門スクールです。
卒業生は、Webデザイン、Webマーケティング、プログラミングなど、「ビジネス現場で活躍する」人材として活躍されています。
また、給付金対象講座が非常に多く揃っているのも大きな魅力の一つです。
そして何よりも、他のスクールとは一線を画す、女性への徹底したサポート体制！
ひとり親家庭・働く女性支援の 「 MamaEduプロジェクト」や、女性専用のWeb/IT学習ブランドの、「 mine（マイン）
」 など、魅力的なサービスが揃っています。
是非 無料カウンセリングでその魅力を感じてみてください！
以下の記事も参考にしてみてください！
女性のITキャリアを応援！インターネット・アカデミー mineの評判と強みとは
インターネット・アカデミーの評判は本当に最悪なのか？真実と対策を徹底解説
自治体による女性向けデジタル講座
- 東京都「女性デジタルカレッジ事業」
東京都が実施している、女性のデジタルスキル習得から就職までを一貫して支援する事業です。
ノートパソコンとWi-Fiの貸出を行なっており、また、託児サービスも提供しています。
2025年7月現在、Officeソフトや、生成AIの使い方を学べるようです。
公式サイトで最新の募集情報が公開されていますので、興味のある方はチェックしてみてください。
- 内閣府「女性デジタル人材育成プラン」
内閣府の男女共同参画局が推進する、女性のためのデジタルスキル習得とキャリア支援を行う取り組みです。
このプロジェクトでは、オンラインでプログラミングやWebデザインといったデジタルスキルを学ぶことができ、そしてスキルを身につけた後は、デジタル関連企業への就職や転職のサポートも受けられます。
特に、育児や介護のために一度職を離れた女性や、現在非正規雇用で働いている女性など、デジタル分野での再就職やキャリアアップを目指したい方が主な対象です。
このプランの一環として「でじたる女子プロジェクト」というプロジェクトもあり、全国の自治体が協力していますので、ご自分の地域が含まれているかチェックしてみてくださいね。
3. キャリア相談と就職・転職支援
スキルを身につけた後、それ以降のキャリアパスを具体的に描くための支援も充実しています。
女性キャリアコンサルタントによる個別相談
- 大手転職エージェント
typeやdodaなどの大手転職エージェントには、女性の転職支援に特化した部署があったり、女性キャリアコンサルタントが在籍していたりします。
育児との両立、ブランクからの復帰など、女性特有のキャリアの悩みに寄り添い、具体的なアドバイスを受けることができます。
- キャリアコンサルティング協議会
国家資格を持つキャリアコンサルタントを 探せるサイト があり、女性のキャリアに詳しい専門家を見つけることができます。
就職・転職イベントと企業マッチング
- 女性向け転職イベント
Women’s Career Expo や、女の転職type などは、女性のための合同企業説明会やキャリアフォーラムで、IT企業も多数参加しています。
企業担当者と直接話せる機会があり、具体的な仕事内容や職場の雰囲気を知ることができます。
来場者向けプレゼントがもらえることもあるので、近くにお住まいの方はチェックしてみてください。 - 各プログラミングスクールのキャリアサポート
多くのスクールが、卒業生向けの企業紹介や、履歴書・職務経歴書の添削、模擬面接といった就職支援を無料で提供しています。
4. メンター制度とコミュニティ活動
学習やキャリア形成の過程で生じる悩みや疑問を解消し、モチベーションを維持するためには、人とのつながりが大切です。
メンター制度
- WAKE Skill 「女性エンジニアと1on1」
女性エンジニアが自身のキャリアとスキルを見直す機会を提供するサービスです。
多くの女性は、相談先がなくて困った経験を一度はされているかと思います。
そんな時に、一歩先をいく女性先輩エンジニアに相談できるのはとても心強いですよね。
なお、このサービスを利用するためは、WAKE Career という転職サイトへの登録が必要になります。 - プログラミングスクールのメンター制度
多くのスクールでは、現役エンジニアがメンターとして受講生の学習をサポートし、技術的な質問だけでなく、キャリアに関するアドバイスも提供しています。
女性エンジニアコミュニティ
- PyLadies Tokyo
Pythonを学ぶ女性のための国際的なコミュニティの東京支部です。
定期的に 勉強会や交流会 を開催されていますので、Pythonに興味がある方はチェックしてみて - JAWS-UGクラウド女子会
AWSを女性エンジニア・デザイナーに知ってもらうために活動されているユーザ会です。
非常にアットホームで、居心地の良いコミュニティです。
定期的に 勉強会や交流会 を開催されていますので、AWSに興味がある方はチェックしてみてください。
ロールモデルとの出会い
- 女性エンジニアによる技術イベントやカンファレンス
女性エンジニアが登壇するイベントでは、キャリアパスや働き方について直接話を聞くことができます。
IT系のイベント情報サイト( Connpass など) や Xなどの SNSで告知されていますので、定期的にチェックしてみると良いでしょう。
5. 働く環境をサポートする制度・取り組み
学習支援だけでなく、実際に働き始めてからの支援や、働きやすい環境づくりを目指す企業の取り組みも増えています。
- 柔軟な働き方支援
多くのIT企業では、リモートワーク、フレックスタイム制度、時短勤務などを積極的に導入しています。
企業の採用情報ページや、求人サイトなどで確認することができます。 - ダイバーシティ推進
IT業界の大手企業やスタートアップ企業では、性別、年齢、国籍などに関わらず、誰もが能力を発揮できる職場環境づくりに力を入れています。
企業のサイトで具体的な取り組みを確認することができます。
まとめ｜ 女性エンジニアの夢を叶える一歩を踏み出そう
「女性エンジニアになりたい」という強い気持ちを持つ方には、手厚いサポート体制が整っていることが伝わったのであれば幸いです。
学習費用の補助、女性に特化した学習プログラム、個別のキャリア相談や就職支援、そして心強いコミュニティの存在。
これら全てが、未経験からでもエンジニアへの道を力強く歩むための助けとなるでしょう。
まずは、自分の学びたいことや目指すキャリアを明確にし、これらのサポートの中から自身に最適なものを見つけてみてください。
一歩踏み出すことで、きっと未来の可能性は大きく広がるはずです。一緒に頑張りましょう！
