
「やたらとWi-Fiがつながらなくなるんだけど、なんで?」

「また切れた!もうー!!調べものが全然進まない!!」
こんな症状に悩まされたこと、ありませんか?

「Wi-FiのOFF/ONをすれば直るんだけど、ストレスが半端ないんだよな」
私もしばらくこの症状で悩まされ続けましたが、割と簡単な方法で解決することができました!
結論から言えば、原因は「IPV6」が悪さしている!でした!!

「割と有名な解決方法だと思うんですが、全然思い浮かばなかったんですよね。。。
解決した今は快適です!」
この記事では、解決方法を詳しくお伝えします。
数秒おきに切れるWi-Fiに悩まされている方の参考になれば幸いです!
自分でトラブルシューティングできるようになりたい!そんな方にはITスクールで体系的に学ぶのがオススメ!
症状
前提条件
症状
ターミナルの出力例
64 bytes from NNN.NNN.NNN.NNN: icmp_seq=18 ttl=54 time=130.929 ms
64 bytes from NNN.NNN.NNN.NNN: icmp_seq=19 ttl=54 time=40.002 ms
64 bytes from NNN.NNN.NNN.NNN: icmp_seq=20 ttl=54 time=130.831 ms
Request timeout for icmp_seq 21
Request timeout for icmp_seq 22
Request timeout for icmp_seq 23
解決方法
調査
まずは、Macのワイヤレス診断設定を使いました。
オプションキーを押しながら、Wi-Fiマークをクリックすると表示されます。

ただ、Wi-Fi自体は動作しているので、ネットワークが切れても何も起こらず、断念。
ついで、一応(!?)エンジニアらしくログを見てみました。
Wi-Fiのログは、「/var/log/wifi.log」ですね。
すると、以下のログが繰り返し記録されていることに気づきました。
Sat Aug 9 09:10:24.573 <airport[218]> __SymptomsMgrDNSFailureSymptomsCallback: __SymptomsMgrDNSFailureSymptomsCallback called at 776391024.573313
Sat Aug 9 09:10:24.621 <airport[218]> Could not set property APPLE80211_REGKEY_DPS_SYMPTOMS_INPUT_PARAMS
ん?DNSか?と思い、google大先生のパブリックDNSに変更してみます。
システム環境設定 -> ネットワーク -> Wi-Fi -> 詳細
DNSタブに切り替え、「8.8.8.8」入力します。

結論、残念ながらこれでは解決しませんでした。
原因
その後試行錯誤し、ようやく原因に辿り着きました。
今回の原因は、IPv6が中途半端に有効になっており、
まずIPv6で通信を試みる → 実際には通らない → DNS解決失敗 → 切断に見える状態。
という状況に陥っていたんです。
解決方法(IPv6をオフにする)
- システム設定 → ネットワーク → Wi-Fi を選択
- 右下の「詳細」をクリック
- 「TCP/IP」タブを開く
- 「IPv6を構成」を オフ(または「リンクローカルのみ」)に変更
- 「OK」→「適用」で設定を保存
- Wi-Fiを再接続
