
インフラエンジニアは、女性にはきついと聞いたけど本当?
インフラエンジニアという仕事について調べていると、女性には厳しいからやめておけという言葉を目にすることがあります。
もしかしたら、実際に周りから直接そう言われた経験がある人もいるかもしれません。
これから挑戦してみようかなと思っていたのに、そんな言葉を目にしてしまうと、一気にモチベーションが下がってしまいますよね。
先に結論からお伝えすると、インフラエンジニアという仕事は、女性だからという理由で諦めなければいけないものではありません。
ただ、この言葉が広まっている背景には、知っておくと安心できる現実がいくつかあるのも確か。
ここでは、女性には厳しいと言われてしまう理由と、それでも挑戦する価値がある理由を、インフラ系の仕事に長く携わってきた経験をもとにお伝えしていきます。
インフラエンジニアを目指す次の一歩を考えるきっかけになったり、迷っている方の参考になれば嬉しいです。
「女性にはきつい」と言われてしまう理由
インフラエンジニアという職業には
といった前向きな情報が出てくる場合があります。
経歴や年齢がネックになるわけではなさそうだとわかって、少しずつ挑戦してみようかなという気持ちになるのは自然なことですし、いちエンジニアとして嬉しく思います。
それなのに、すぐ隣に「女性にはきつい」という言葉が見えて「え?結局ダメなの?」と中には一気に不安になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
ここまで前向きに情報を集めてきたからこそ、この一言だけが引っかかって、本当のところはどうなのか確かめたくなるのは自然なことです。
この言葉が広まっている理由の一つは、インフラエンジニアがサーバーやネットワークなど、システムの土台を支える仕事であり、それらにトラブルが起きれば、24時間すぐに対応しなければならない場面があること、だと感じています。
また、これまで男性が多い職場だったという歴史的な背景もあります。
そのため、女性が飛び込むにはハードルが高いというイメージが根強く残っているのでしょう。
SNSに、厳しい環境で疲弊してしまった方の体験談が一定数見られることも、この不安に拍車をかけていると思われます。
ただし、こうした情報の多くは一部の会社や一部の時代の話であり、業界全体を正確に表しているとは限りません。
まずはこうした背景を知ったうえで、次に紹介する具体的な理由を一つずつ確認していきましょう。
女性には厳しいと言われる5つの理由
この言葉の裏側には、決して根拠のない噂ばかりではなく、実際に押さえておくべきポイントも隠れています。
ここでは、特によく挙げられる5つの理由を、現場での体験も交えながらまとめていきたいと思います。
夜間対応・オンコールがある
インフラエンジニアの仕事の一部には、サーバーやネットワークが24時間365日止まらないように監視し、障害が起きた際に、夜間や休日でも対応が必要になる業務があります。
特に運用保守のフェーズを担当する場合、オンコール体制が組まれている会社では、プライベートの時間に呼び出しがかかる可能性はゼロではありません。
私自身、過去にこの業務を経験し、実際年明けをデータセンター内で迎えたこともあります。
また、会社携帯だけでなく、パソコンも24時間肌身離さず過ごし、プライベートとの境界が曖昧だった時期もあります。
ただし、実際はすべての企業がこの体制を取っているわけではありません。
近年はクラウド化や自動化が進んだことで、監視業務そのものをアウトソースしたり、シフト制を導入して個人の負担を軽減したりする企業も増えています。
また、AI活用の急速の進化により、一次対応は全てAIが行っている、といった企業もあるようです。
転職先を選ぶ際に、勤務体系やオンコールの有無をあらかじめ確認しておけば、この不安はかなり小さくできます。
男性が多い職場に馴染みにくい
インフラエンジニアの現場は、これまで男性の比率が高い職場が多かったのは事実です。
男性中心のノリで進んでいく雑談や、女性特有の相談ができない風潮など、女性にとって居心地の悪さを感じる場面がまったくないとは言い切れません。
ただし、近年はIT業界全体で女性エンジニアの採用や活躍を後押しする企業が増えており、女性エンジニア向けのコミュニティや勉強会も充実してきています。
職場を選ぶ際には、女性の在籍比率や、育児や介護と両立している社員の有無を面接で聞いてみるなど、事前にリサーチすることが安心につながります。
データセンター作業で体力がいる
サーバーの搬入や設置、配線作業など、インフラエンジニアの仕事の中には身体を動かす作業が発生することもあります。
重い機材を運んだり、狭いラックの中で作業したりする場面は、体力に自信がない方にとって不安要素になりやすい部分です。
私自身は、女性の中では力はある方だと思っていましたが、それでもやはり重量のあるサーバを持ち上げるには力が足りず、悔しい思いをした経験は数えきれません。
ただし、こうした物理作業は職種やフェーズによって大きく異なります。
設計や監視、クラウド運用を中心とした業務であれば、パソコン一台で完結する仕事も数多く存在します。
自分がどのポジションを目指したいのかを最初に明確にしておくことで、この不安は解消しやすくなります。
勉強を継続する必要がある
サーバー、ネットワーク、クラウド、セキュリティ、AI活用など。
インフラエンジニアが扱う技術範囲は非常に幅広く、新しいサービスや技術も次々に登場してきます。
そのため、たとえば特定の資格を取って終わりではなく、働きながら継続して学び続ける姿勢が求められます。

これを負担に感じて、途中で弱音をこぼしたくなる方も少なくありません。
実際、それを理由にエンジニアを諦めた人の話も聞いたことがあります。
一方で、体系的なカリキュラムで基礎から学べる環境があれば、独学で挫折するリスクを大きく減らすことができます。
事実、学び続けること自体が市場価値の高さに直結する仕事でもあります。
キャリアパスが見えづらく孤独を感じやすい
インフラエンジニアに限らず、未経験から新たな職種を目指す場合、最初は右も左もわからない状態からのスタートになります。
周りに相談できる同業の知り合いがいないと、自分の選択が正しいのか不安になり、孤独感を抱えてしまうかも知れません。
この孤独感が、途中で挫折してしまう大きな原因の一つになっています。
だからこそ、独学だけで進めるのではなく、同じ目標を持つ仲間や、転職まで伴走してくれるサポート体制を最初から確保しておきたいところです。
後悔しない会社選びのチェックポイント
ここまで女性にインフラエンジニアが厳しいと言われる理由を紹介してきました。
これらの多くは、会社選びの段階であらかじめ確認しておくことで、リスクを大きく減らすことができます。
転職活動を始める前に、次のようなポイントをチェックリストとして意識してみてください。
これらは求人票だけではわからないことも多いため、面接や会社説明会の場で遠慮せずに質問することが大切です。
事前にしっかり確認しておくことで、入社後のミスマッチを防ぎ、「やめとけと言われた通りだった」と後悔するリスクを減らすことができます。
転職エージェントやスクールのキャリアサポートを利用すれば、こうした情報を自分だけでは集めきれない場合でも、客観的な視点からアドバイスをもらうことができます。
「女性だから」ではなく準備不足が原因
ここまで紹介してきた5つの理由を振り返ると、共通しているのは
のではなく、
という点ではないでしょうか。
夜間対応も、職場環境も、体力仕事も、学習の継続も、孤独感も、事前にリサーチして対策を立てておけば、多くはコントロールできる要素です。
実際、未経験からインフラエンジニアに転身し、その後長く活躍している女性は数多く存在しています。
大切なのは、漠然としたイメージだけでその言葉を鵜呑みにしてしまうのではなく、自分自身で情報を集め、納得したうえで一歩を踏み出すことです。
それでも目指す価値がある理由
厳しい面ばかりに目が向きがちですが、インフラエンジニアという仕事には、それを上回るだけの魅力もたくさんあります。
ここでは、未経験からでも目指す価値があると感じる理由を紹介します。
特にクラウド技術の需要は年々高まっており、企業のシステム基盤をクラウドへ移行するプロジェクトは今後も増え続けると見込まれています。
専門性の高いスキルを身につけることができれば、転職市場でも高く評価されやすく、フリーランスや在宅ワークといった柔軟な働き方を選べる可能性も広がります。
子育てや介護などライフステージの変化があっても、リモートで対応できる仕事が多いという点は、長く安心してキャリアを築いていきたい女性にとって大きな魅力だと言えるでしょう。
社会人経験を通じて培ってきたコミュニケーション力や、責任感を持って物事に取り組む姿勢は、年齢に関係なく評価される強みです。
年齢を理由に挑戦をあきらめる前に、まずは自分がどのくらいのスキルを身につければ通用するのか、情報を集めてみませんか?
挑戦する前にやっておきたい準備
後悔のない選択をするためには、勢いだけで飛び込むのではなく、事前にいくつかの準備をしておくことが大切です。
特に独学だけで学習を進めようとすると、わからないことが出てきたときに相談できる相手がおらず、途中で挫折してしまう場合があります。
私も最初の頃は、いくら勉強しても正解が分からず、完全に迷路に入り込んだ経験があります。
そこで、スクールやコミュニティなど、一緒に学べる環境を用意しておくことをオススメしたいです。
結果的にスムーズに学習を進めやすくなりますし、困った時に相談できる先があるところは、心強く感じらるはずです。
ただし、スクールは高額な費用がかかる場合がほとんどです。
そのため、まずは給付金制度を活用できるかなど、後悔のない選択をするようにしてくださいね。

学ぶ環境を選ぶという選択肢
ここまで見てきたように、一人で抱え込まずに学べる環境や、同じ目標を持つ仲間とつながれる場所を持つことは、挫折を防ぐうえで大きな支えになります。
ただし、繰り返しになりますがスクールは決して安い買い物ではありません。
数十万円単位の投資になることが多いので、勢いだけで申し込むのはNG。
本当に自分に合っているか、家計に無理がないかを、じっくり考えたうえで選んでほしいと思います。
ここでは、選択肢の一つとして、未経験からの転職に特化した「インフラエンジニア転職コース」を提供するインターネット・アカデミーをご紹介させてください。
- サーバー
- AWS
- ネットワーク
といった基礎知識から、
- システム開発や設計
- Pythonやセキュリティ
- 生成AIの活用
などなど、実務に直結する内容を体系的に学べるカリキュラムが用意されています。
受講期間は最長12ヶ月、学習時間の目安は104時間から260時間程度です。
それだけ充実しているため、受講料は決して安くはありません。
ただし、専門実践教育訓練給付金の対象コースであるため、条件を満たせば負担を抑えられる可能性があります。
もし興味があるようであれば、ご自身が対象であるか確認してみてください。
インターネットアカデミーには、就職や転職はもちろん、在宅ワークやフリーランス、副業といった複数のキャリアパスに対応したキャリアサポートも用意されています。
ただ、繰り返しになりますが、これだけの投資をするわけですから、無料カウンセリングや無料体験レッスンを利用して、しっかりとご自身にあっているか、吟味するようにしてください。
カリキュラムの内容や進め方が本当に自分に合っているか、納得できるまで確かめてから申し込むようお願いします。
他のスクールの実際の評判も比較してから決めたい方は、デイトラの評判記事もあわせてチェックしてみてください。
それでもインフラエンジニアを目指す
ここまで見てきた「女性にはきつい」「厳しい」という言葉は、確かに現実の一部を映し出しているのかも知れません。
ただ、その多くは事前の準備や情報収集によって乗り越えられる課題であり、女性だからという理由だけで諦めなければならないものではないと思っています。
夜間対応や職場環境、体力仕事、学習の継続、孤独感といった不安要素は、正しい情報を持ち、サポートしてくれる環境を選ぶことで、大きく軽減することができるはずです。
まずは気になる情報を集めてみる、無料カウンセリングに申し込んでみるなど、今日できる小さな一歩から始めてみませんか?
その一歩が、数年後の「あのとき始めてよかった」という気持ちにつながっていくといいなと思っています。
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