特に何かをやってる訳でもないのに、毎日があっという間に過ぎていく。
朝起きて仕事に行って、帰宅したらもう夜。
気づけば、部屋は散らかり、洗濯物は溜まり、自炊どころかご飯を食べる時間すら惜しい。
やりたいと思ってることはたくさんあった気がするけど、結局何もできないまま忘れてしまったような気がする。
「時間が足りない」と感じている一人暮らしの方は、実はとても多いです。
あなたもそんな中の一人ではないでしょうか?
でも諦めないでください。
時間が足りない問題は、時間の使い方と仕組みを変えれば解決することができます。
この記事では、私自身が一人暮らしで実践して効果があった時間管理術と、時短を実現するための具体的な方法を紹介していきます。
毎日に余裕が生まれ、自分の時間を取り戻るための参考にしてみて下さいね。
一人暮らしで時間が足りない本当の理由

すべてを一人でこなす負担
一人暮らしでは、家事も生活管理もすべて自分一人でやらなければなりません。
実家にいた頃は家族が分担していたことを、すべて一人で背負うことになります。
初めて一人暮らしを始めた時に、あまりにもやることが多くて驚きませんでしたか?
ましてや、これらを仕事と並行して行うことを考えると、

1日24時間ではとても足りない!
と感じるのは当たり前ですよね。
非効率な家事のやり方
時間が足りないと感じる大きな原因の一つが、家事の非効率さです。
例えば、
などといった方法は、実は時間を大きく無駄にしています。
週末の大半を家事に費やされている方は、多いのではないでしょうか?
平日は仕事で疲れて何もできず、土日に溜まった家事を片付ける日々。
これでは自分の時間を絞り出すのが大変なのは自明ですよね。
完璧主義が生む時間不足
「ちゃんとやらなきゃ」という思いが、かえって時間を奪っていることもあります。
完璧にやらなくちゃ!という「べき論」に縛られてしまうと、本当に大切なことに使う時間が削られていってしまいます。
そして、

いつか時間ができたらやろう!
そのリストがドンドン長くなってしまうんですよね。

でもその「いつか」って実は全然やってこないんですよね
一人暮らしの時間不足を解消する時短家事術

作り置きで料理時間を短縮する
料理は一人暮らしでも、多く時間を取られる家事の一つです。
お料理が好きで、それがストレス発散・リフレッシュ方法になっている方はそのままで良いでしょう。
むしろ減らすことで、ストレスになってしまっては元も子もありません。
でも、そうではない方には是非、作り置きの活用による時短をオススメしたいと思います。
私は料理をしないので、具体的なテクニックは達人に譲りますが、週末に作り置き、平日の時間を確保している方はとても多いようです。
▼ オススメサイト
洗濯を自動化して時間を生み出す
洗濯も実は地味に時間がかかりますよね。
でも、やり方を変えるだけで大幅に時短できる家事の1つでもあります。
乾燥機能付き洗濯機の導入
これは一人暮らしの時間不足を解消する最強の投資ではないでしょうか。
私も導入するまでは

場所取るし、何よりも高い!!もったいない!!
と長年躊躇していました。
でも、売れるには売れるだけの理由があるんですね。
びっくりするくらい便利で、今では生活に欠かせないアイテムになっています。
- 洗濯物を干す時間が完全にゼロになり、天気を気にする必要もない。
- 夜寝る前にスイッチを入れれば、朝には乾いたふかふかの洗濯物が完成。
初期投資はどうしても大きくなりますが、時短効果と、洗濯にかかるストレス解消を考えると、十分価値のある投資ではないでしょうか?
ただ改めてですが、決して安いものではありません。
ご自分の無理のない範囲で、よくよく考えてから導入を検討しましょう。
私も10年以上は迷いました。
焦らずに、十分に検討して納得してから購入するようにしてくださいね。
畳まない収納システム
洗濯物を畳む時間も実はかなりの時間を取られますよね。
そこで私が取り入れたのが「畳まない収納」。
この方法に変えてから、洗濯全体にかかる時間が半分以下になりました。
収納にこだわる方には向いてませんが、そうでなければ一度試してみて下さい。
掃除の頻度を見直して時間を節約
毎日完璧に掃除する必要はありません。
大小のメリハリをつけることで、掃除時間を大幅にカットすることができます。
毎日やること、週1で良いことを区別
掃除の中には、ほとんど時間がかからないものと、腰を据えてやらないといけないものがあります。
それぞれを、毎日やること、週1回まとめてできることとして区別してみましょう。
毎日(5分以内)
週1回(30分程度)
週末にまとめてやった方が時間がかからないと感じるかもしれません。
でも実は平日こまめに掃除することで、週末の掃除時間もかなり削減されるので一度お試しを。
ロボット掃除機で自動化
ロボット掃除機も時短に大きく貢献してくれるアイテムとして有名ですね。
朝出かける前にスイッチを入れれば、帰宅時には床が綺麗になっている、皆の心強い味方ですね。
ただ、我が家のように激狭な場合は、ロボット掃除機が活躍する機会がないかもしれません。
費用対効果を見ながら、導入を検討してみて下さいね。
一人暮らしの時間管理術で自分時間を作る

スキマ時間を最大活用する方法
一人暮らしで時間を作るには、スキマ時間を活用するのが非常に効果的です。
通勤時間の有効活用
電車通勤中は、自己投資に活用できる貴重な時間です。
例えば、
などなど。スマホ1台あれば色々とできますね。
片道30分の通勤なら、往復で1時間確保。
毎日続けたとしたら、月に20時間以上の自己投資時間が生まれます。
これは非常に大きい。
待ち時間を無駄にしない
病院の待ち時間、美容院での待ち時間。
待っている時間って勿体無いと感じませんか?
ただ待つだけでなく、その時間も有効活用しちゃいましょう。
こういった細かいタスクをスキマ時間で片付けると、自宅でのまとまった時間が取れるようになります。
塵も積もれば山となる、ですね。
タスク管理で時間の無駄を削る
時間が足りないと感じるのは、実は時間の使い方が見えていない可能性があります。
ToDoリストの活用
毎朝5分だけでいいので時間を確保し、その日のタスクをリストアップしてみましょう。
そして、そのタスクに優先順位をつけて、重要なものから処理していきます。
すると今まで感じていた1日の終わりの
という脱力感がなくなっていきます。
タスクは紙のノートに書くのでも良いですし、Google ToDoリストのような、タスク管理アプリなどもオススメです。
中にはスマホでもパソコンでも同期できるものもあり、非常に便利ですよ。
特にオススメは通知機能があるアプリ。
買い物リストや期限のあるタスクのうっかり忘れ防止に大活躍してくれますよ。
時間の見える化で無駄を発見
自分が何にどれくらい時間を使っているか、一週間だけでいいので記録してみてください。
すると、意外なところで時間を使っていたことに気づけるかもしれません。
私の場合は、ダラダラ動画閲覧が1日3時間以上もありました。

いや、我ながら観すぎでしょ!びっくりしたわー
これに気づいてからは、タイマー機能を設定するようにしました。
まずは1時間半でタイマーを設定。
その後、徐々にタイマー時間を減らし、今では毎日概ね3時間の自由時間が確保できました。

たまに後もう一本だけ!とつい自分を甘やかしてしまうことはありますけどね
それはそれ!無理は禁物。
完璧主義を手放して心の余裕を持つ
一人暮らしの時間不足を解消する上で、最も大切なのはマインドセットかもしれません。
80点主義で生きる
すべてを100点でこなそうとすると、時間がいくらあっても足りません。
家事は80点でいい、仕事も80点でいいと考えると、心にも時間にも余裕が生まれます。
例えば、掃除は完璧じゃなくても生活できますよね。
料理も毎日手の込んだものを作らなくても大丈夫。
たまには惣菜やデリバリー、なんならカップラーメンやファーストフードに頼ってもいいんです。
砂糖依存×糖質制限にオススメ宅食サービス5選|甘いものがやめられない女性へ
断る勇気を持つ
時間が足りない原因の一つは、頼まれごとや誘いをすべて受けてしまうこともあります。
でも、自分の時間を守るためには、時に「No」と言う勇気を持ちましょう。
私も以前は断ることができず、後で一人になってから疲労困憊していることありました。
でも、
「自分の時間を大切にすることは自分を大切にすること」
だと気づいてから、無理な誘いは丁寧に断るようにしています。

どうしてもこの後外せない用事があってと伝えて、
早めに切り上げさせてもらう選択肢もありますよ。
大切なのは自分自身の心地よさです。
一人暮らしの時短を実現する便利サービス

食材宅配で買い物時間を削減
買い物も思っている以上に時間を取られますよね。
など、細々した時間を合わせると、1回で1時間近くかかることがあるかもしれません。
買い物そのものがリフレッシュ方法になっているなら良いのですが、ただのルーティンとしての買い物であれば時短させちゃいましょう。
食材宅配サービスの活用
買い物時間の削減には、食材宅配サービスが便利です。
送料がかかってしまうことが多いですが、時間を買っていると考えれば十分価値があります。
特に車を持っていない方は、重い飲料水を運ぶのが大変ないですか?

うっかり安売りのペットボトルをまとめ買いして、倒れるかと思ったことあります…
そのストレスから解放されるだけで、十分利用する価値があるのではないでしょうか。
厳選食材宅配 らでぃっしゅぼーや更に宅食サービスも併用すると、献立を考える時間と買い物の時間がダブルで節約できます。
レンジでチンするだけであっという間に準備完了。
料理が苦手な方には特にオススメです。
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クリーニング宅配で洗濯の負担軽減たくさ
スーツやコートなど、クリーニングに出すものが意外と時間を取ります。
店舗まで持って行って、また取りに行く手間を考えると、本当に面倒になりますよね。
宅配クリーニングサービスを利用すれば、自宅で集荷・配達してくれるので、その往復時間がまるごと浮きます。
中にはシーズンオフの洋服を保管してくれるサービスもあるので、クローゼットの収納スペースも確保できて一石二鳥です。
私みたいに、その手続きすらも面倒だと感じる場合は、思い切って自宅で洗える洋服だけを選ぶのもありですね。
家事代行で時間を買う選択肢
どうしても時間が取れない時は、家事代行サービスという選択肢もあります。
2時間だけでも掃除を頼むと、日頃の掃除が本当に楽になります。
料金はサービスによってまちまちですが、概ね1時間2,000円〜3,000円程度。
プロの手で掃除をしてもらうと、気持ちまでスッキリしますよ。
今日から始められる一人暮らし時間術

最後に、お金をかけずに今日からできる時短テクニックを紹介します。
朝の時短ルーティン
前日の夜に準備する
これだけで朝の5〜10分が節約できます。
私は以前、朝に服を選ぶだけで10分使っていましたが、前日に決めるようにしてから朝の支度がだいぶスムーズになりました。

寝起きは頭が回ってなくて、何かを決めるのは無理ゲーでした
夜の時短ルーティン
帰宅後すぐやること
帰宅したらカバンを置く前に、
やるべきことを終わらせておくと、無駄な時間を減らすことができます。
一度座ってしまうと、どっと疲れが出て動くのが嫌になりませんか?
そうなる前にまず必要なことを済ませるのがコツです。
週末の準備で平日を楽にする
日曜日の2時間投資
日曜日の午後2時間を使って、
この2時間の投資で、平日がグッと楽になります。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、ルーティンになってしまえばこっちのものです。
まとめ 一人暮らしの時間不足は仕組みで解決できる

一人暮らしで時間が足りないのは、決してあなたの能力不足ではありません。
時間の使い方と仕組みを変えれば、必ず時間は作れます。
この記事で紹介した方法の中から、まずは1つか2つ、自分にできそうなものから始めてみてください。
私自身、以前は本当に時間がなくて、
などと自分を責めまくっていたことがあります。
でも、試行錯誤しながら時短の仕組みを作っていった結果、今では時間的な余裕が生まれました。
この記事があなたの時間を取り戻すきっかけになれば嬉しいです。


