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エンジニアに英語力は本当に必要?キャリアを広げる英語の力

英語学習 学びと働き方

「エンジニアってやっぱり英語力あった方が良い?」

「翻訳ソフトがあれば十分!使えなくても問題なし!」

などなど、色々な考え方がありますよね。

結論からお伝えすると、現代のエンジニアにとっては、英語力は非常に大きな強みになり、仕事の幅をぐんと広げてくれますので、できないとダメとまでは言いませんが、できた方が絶対に良いです。

「英語ができる?と聞かれることもなく、当たり前のように英語でミーティングが始まることもあったり。。。流石に心の準備させて欲しい。。。」

英語ができることで得られるメリットは、数えきれないくらいあります。

ITの技術は日進月歩で、一番新しい情報やトレンドは、まず初めに英語で発信されることが大半です。

また、世界中のエンジニアと一緒に働く機会も増えていますよね。
そんな中、英語でコミュニケーションが取れると、業務がスムーズに進みますし、評価も必然的に上がっていくでしょう。

実際、私自身も悪戦苦闘しながら日々英語と戦っております。

「いつか仕事で英語を使えたらいいなー♪ なんて呑気に言ってた頃が懐かしい・・・」

そこで、この記事では、エンジニアにとって英語力がどうして大切なのか、そしてキャリアに活かしていけるのかを、解説していきます。

英語を身につけるかどうか迷っている方は、是非最後までチェックしてみてくださいね。

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エンジニアと英語力の現実

英語学習

日本のエンジニアにとって、英語力がどれくらい求められているのか、今の状況を見ていきましょう。

1. 情報収集に時間がかかる

エンジニアは常に新しい技術を学び続けることが求められます。

そして、プログラミング言語やツール、その使い方に関する資料や最新情報は、ほとんどが英語で書かれていいます。
それらの情報は、日本語に翻訳までに時間がかかったり、翻訳があっても内容が完璧ではなかったりする場合があります。

また、エラーメッセージが出た時、検索結果に最初に表示されることが多い「Stack Overflow」なども、英語のやり取りが圧倒的に多い傾向にありますよね。

もちろん、今は翻訳機能が非常に優秀なので、日常的に困ることはないかもしれません。

ただ、微妙なニュアンスや、解釈の違いなどはどうしても発生してしまうので、英語で理解できた方が圧倒的に情報収集に有利です。

2. コミュニケーションの壁と国際的なチャンスの損失

最近は、グローバル化を果たした企業が増え、外国籍のエンジニアと一緒に働く機会も珍しくなくなりました。

また、海外の技術イベントに参加したり、海外の技術ブログから情報を集めたり、さらには外資系の会社や海外の会社に転職することも考えるなら、英語でのコミュニケーション能力は必須になるでしょう。

例えば

  • 社内コミュニケーション
    外資系の会社や、いろんな国の人が集まるチームでは、会議や普段のお仕事でのやり取りが英語で行われます。
  • 技術的なディスカッション
    オープンソースソフトウェアのコミュニティや、技術フォーラムのディスカッションに参加する場合、自分の意見を英語で伝えたり、他の人の意見を理解したりする力が必要です。
  • 海外の会社との連携
    海外の会社と協力して開発を進めるプロジェクトでは、英語でのビジネスでのやり取りがスタンダードです。

英語でのコミュニケーションが苦手だと、せっかくのチャンスを逃してしまうだけでなく、自分の持っている能力を最大限に発揮できない状況になってしまうかもしれませんので、非常にもったいないです。

3. キャリアアップと収入への影響

英語力は、エンジニアのキャリアアップや、収入面にも影響を与える可能性があります。

  • 英語で応募できる求人が増える
    英語力を求めている会社は、日本国内でもグローバルに展開したり、外資系の会社が多く、報酬も良い傾向にあります。
    また、英語ができることで、応募できる仕事の選択肢が広がります。
  • 高収入の案件に巡り会える
    海外のプロジェクトや、高度な技術が必要なポジションでは、英語での交渉や資料作成が求められることが多く、それに見合った高い報酬が提示されることがあります。
  • 最新技術を身につけて市場価値が上がる
    英語で最新情報をいち早くキャッチアップできるエンジニアは、市場で高く評価されるスキルを身につけやすく、結果としてキャリアアップや収入アップにつながりやすくなります。

繰り返しになりますが、「英語ができなくてもエンジニアになれる」のは確かにその通りです。

しかし、「英語ができるエンジニア」は、更に良い条件で、もっともっと楽しい案件にチャレンジできる可能性が高まるでしょう。

エンジニアに求められる英語力レベル

英語学習

エンジニアに求められる英語力は、どんな業務に関わるか、どんな環境で働くかによって様々になります。

ここでは、どのくらいのレベルを目指せば良いのか、具体的な目安を見ていきましょう。

1. 読み書きの基礎レベル(リーディング・ライティング)

  • 目的
    • 技術資料やエラーメッセージを理解したり、技術ブログから情報を集めたりすること。
  • 必要な力
    • 専門用語や技術的な表現に慣れること
    • 辞書や翻訳ツールを使いこなしながら、英語の文章の大まかな内容を把握できること
    • 困った時にQ&Aサイトで質問を検索して、回答を理解できること
    • 簡単なエラー報告や、コードに関するメモを英語で書けること
  • 学習方法
    • 興味のある技術ブログや公式資料を読む習慣をつける
    • 英語のエラーメッセージを積極的に調べて解決する練習をする
    • GitHubのリポジトリのREADMEを読んでみる

エンジニアとして働く場合、最低限必要なレベルになります。
実際にこのレベルであれば意識せずともできている方がほとんどでしょう。

2. 中級レベル(コミュニケーションの基礎)

  • 目的
    • 外国籍のチームメンバーとの普段のやり取り
    • 簡単な技術的な話し合いに参加
    • 海外のイベントの内容を理解する
  • 必要な力
    • 普段の会話レベルでの聞き取りや話す力
    • 自分の意見を簡潔に伝えたり、相手の意見を理解したりできること
    • 会議で簡単な質問をしたり答えたりできること
    • ビジネスメールやチャットで意思疎通ができること。
  • 学習方法
    • オンライン英会話で、普段の会話や自由に話す練習を通じて、英語で話すことに慣れる
    • 技術系の英語のラジオ番組やYouTube動画を見てる
    • 技術コミュニティの英語での話し合いに参加する
    • 英語でのプレゼンテーション資料を作成してみる

このレベルに到達すると、業務の幅が大きく広がり、国際的なチームで活躍することも視野に入ってくるかもしれません。

3. 上級レベル(グローバルリーダー・専門家)

  • 目的
    • 海外のイベントで発表する
    • 複雑な技術交渉をする
    • グローバルなプロジェクトでリーダーとして活躍する
    • 最新技術の動向を深く理解する
  • 必要な力
    • 英語を流暢に話したり、高度な内容を聞き取ることができること
    • 技術的な問題を英語で説明し、話し合いをリードできること
    • 契約書や提案書など、ビジネスの書類を正確に作成できること
    • 異文化を理解した上で、スムーズにコミュニケーションを取れること
  • 学習方法
    • 専門分野の英語の論文を読む
    • 英語での発表練習を繰り返す
    • 海外のエンジニアと交流を深めて、実際に英語を使う機会を増やす
    • ビジネス英語の専門コースを受講する

このレベルを目指すエンジニアは、世界を舞台にキャリアを築き、技術とビジネスの両方で大きな影響力を発揮できる存在になります。

エンジニアのための効果的な英語学習法

英語学習

エンジニアとしての専門スキルを伸ばしながら英語力も高めるには、効率的な学習法を取り入れてみましょう。

1. 技術英語に特化した学習

一般的な英会話だけでなく、エンジニアが普段触れる技術的な英語に焦点を当てて学習すると、効率的にスキルアップできます。

  • 公式ドキュメントを読む習慣をつける
    使っているプログラミング言語やツールの公式ドキュメントを、原文(英語)で読む習慣をつけましょう。

    最初は理解に時間がかかってしまうかもしれませんが、毎日少しずつでも続けることで、専門用語や決まった表現に慣れていきます。
  • 技術系のブログやニュースサイトを読んでみる
    海外の有名な技術ブログ(Stack Overflow BlogHacker Noon など)や、IT系のニュースサイト(ZDNETTechCrunch など)を読んで、一番新しい情報を英語で取り入れてみましょう。

    興味のある分野から読むと、無理なく続けやすいかもしれません。
  • エラーメッセージを英語で調べて理解する
    エラーが出たら、エラーメッセージをそのまま英語で検索し、Stack OverflowなどのQ&Aサイトで解決策を探す練習をします。

    解決策の英語の文章を読み解くことで、仕事に役立つリーディング力が身につきます。
  • GitHubのリポジトリを眺める
    気になるオープンソースソフトウェアのGitHubリポジトリにアクセスし、READMEファイルやコミットメッセージ、Issueでのやり取りなどを読んでみましょう。

    この中には実践的な技術英語がたくさん詰まっていますし、海外エンジニアが日頃どんなコミュニケーションを取っているのかを垣間見ることができて参考になりますよ。

2. アウトプットの機会を増やす

ただ英語を頭に入れるだけでなく、実際に英語を使って話したり書いたりする機会を増やすことが、英語力を高める

鍵になります。

  • オンライン英会話を活用する
    DMM英会話、レアジョブ英会話など、様々なオンライン英会話サービスがあります。

    ただ話す練習だけでなく、可能であればITに関するテーマで話したり、学習中に疑問に思ったことを英語で説明したりすると、より実践的な会話力が身についていきます。
  • 英語で技術ブログを書いてみる
    簡単な内容でも良いので、自分が学んだことや、開発中に困ったことの解決策などを英語でブログに書いてみましょう。

    技術的な内容を英語で整理して伝えることで、一気に実力が身につくでしょう。
  • オープンソースソフトウェアのプロジェクトに貢献する
    小さなことでも良いので、オープンソースソフトウェアのプロジェクトの課題にコメントしたり、簡単な修正を提案したりしてみるのもきっと良い経験になります。
  • 技術系の英語コミュニティに参加する
    SlackやDiscordなどのチャットツールで運営されている英語の技術コミュニティに参加して、質問を投げかけたり、他の人の質問に答えてみたりするのも良いでしょう。

3. 継続するための工夫

英語学習は続けることがとても大切です。やる気を維持するための工夫を取り入れていきましょう。

  • 目標をはっきりさせる
    「TOEIC〇点取る」「海外の技術資料を〇分で読めるようになる」「英語で〇分間自由に話せるようになる」など、具体的な目標を設定します。
  • 学習する習慣を作る
    毎日15分でも良いので、決まった時間に英語に触れる習慣を作りましょう。通勤時間や休憩時間など、ちょっとした時間を活用することも有効です。

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  • 興味のあるコンテンツを活用する
    好きな海外ドラマや映画を英語の字幕で見る、洋楽を聴く、興味のあるテーマの英語のラジオ番組を聴くなど、楽しみながら英語に触れる機会を増やしましょう。
  • プログラミング学習と並行して効率的に
    プログラミング学習を進める中で英語の資料に触れる機会は多いので、これらを英語学習の材料として積極的に活用しましょう。

    たとえば、新しいツールを学ぶ時は、まず公式の英語の資料を読んでみる、といった方法がおすすめです良い方法です。

英語力とキャリアアップをサポートする制度・サービス

エンジニアとして英語力を高めて、キャリアアップを目指す方のために、様々なサポート制度やサービスがあります。

1. 語学学習を補助する制度

会社によっては、従業員の語学力を高めることを目的とした補助制度を設けているところもあります。

  • 会社内での研修
    会社で英語の研修プログラムを提供している場合があります。
    自社でそういった制度がないか確認してみましょう。
  • 外部の学習費用の補助
    オンライン英会話や語学学校の授業料、教材費などを会社が一部または全額負担してくれる制度がある場合もあります。
  • 資格取得へのお祝い金
    TOEICなどの英語の資格を取った場合に、お祝い金がもらえる制度を設けている会社もあります。
  • 人材開発支援助成金(厚生労働省)
    会社が従業員に英語の研修を受けさせる場合に、研修費用や研修期間中の賃金の一部が国から助成される制度です。

    これは個人が直接もらうものではありませんが、会社にこのような制度があるか確認してみる価値はあるかもしれません。

2. グローバル人材育成プログラム

更に高いレベルの英語力を目指し、国際的なビジネススキルを身につけたい方向けのプログラムです。

  • 海外留学・海外研修制度
    海外の大学やビジネススクール、関連会社の研修に派遣する制度を設けている制度があれば、積極的に活用しましょう。
  • 国際的なプロジェクトへの参加
    英語力が身についていくと、海外との連携が多いプロジェクトや、外国籍のメンバーと協力して進めるプロジェクトに優先的に参加できる機会が増えていきます。

3. キャリア相談と英語を活かせる求人情報

英語力を活かして、更なる上流エンジニアとしてキャリアアップしたい場合、専門家への相談や求人情報を活用しましょう。

  • グローバル専門の転職エージェント
    外資系の会社や、世界展開している日本の会社に特化した転職エージェント( Robert Walters、JAC Recruitmentなど)に相談することで、英語力を活かせるエンジニアの求人を紹介してもらえます。

    英語の履歴書作成や、英語面接対策のサポートも受けられるので、チャレンジしてみる価値はあります。
  • 外資系企業向けの採用イベント
    海外の会社や外資系の会社が参加するキャリアイベントや採用イベントでは、英語力が求められる仕事の募集がたくさんあるので、興味があればチェックしてみましょう。

これらのサポートを活用することで、ご自身の英語力に見合ったキャリアチャンスを効率的に見つけることができるはずです。

まとめ | エンジニアとしての英語力は「選択肢を広げる力」

英語学習

エンジニアに英語力は本当に必要?」という問いへの答えは、「絶対必要というわけではないけれど、持っているとキャリアの選択肢が格段に広がる」というものです。

  • 最新技術情報をいち早くキャッチアップする
  • 世界中のエンジニアと連携する
  • そしてもっと良い待遇の仕事
  • グローバルなプロジェクトに挑戦する

これらのチャレンジには英語力が強力な武器になります。

まずは英語を基礎から始め、コミュニケーション能力、そして専門的な技術の話し合いができるレベルへと、少しずつステップアップを目指していきましょう。

学習方法としては、技術英語に特化したインプットを習慣にして、オンライン英会話や英語でのブログ執筆などを通じて、実際に英語を使う機会を増やすことが有効です。

そして、会社にある語学学習を補助する制度や、グローバルに活躍する人材を育てるプログラム、様々なサポート制度やサービスも活用できます。これらの支援を上手に取り入れながら、ご自身のエンジニアとしての専門性を高めると同時に、英語力を磨いていくことで、より理想的なキャリアパスを築いていけるでしょう。

英語力は、エンジニアとしての可能性を無限に広げるための強力なツールです。

ぜひ、今日から英語学習に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

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