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40代で勉強が続かない…疲れてできない日々を変える学習習慣のコツ

勉強を続ける 学びと働き方

今日こそは勉強しよう!

会社を出るときは確かにそう決めていたはずなのに、いざ家に帰ると疲れてしまってテキストを開く気力もない

休日にたっぷり勉強時間を作っても、なぜか集中できずに気づけばスマホを見ている

やっぱり私ってダメだな…

40代に入ってからの勉強が思うように進まず、ご自分を責めていたりしませんか?

実は、40代の勉強が続かないのには明確な理由があります。

もし10代〜30代の頃と同じやり方で勉強している場合、それは今の脳の働き方や、体力の変化に合っていません。
そのため、疲れてしまうのは当たり前のことなんです。

でも諦めないでください。

40代には40代に合った学習法があり、それを実践すれば無理なく勉強を継続できるようになります。

私自身、IT業界の隅っこにいる身なので、日々の勉強はやはり欠かせません。

でも…

続かないんだわ、これが…もうびっくりするくらい

しかし学習方法を見直してからは、

  • 資格試験の追い込みの前は、毎日120分の勉強時間
  • 日常の勉強は、毎日30分は必ず確保

この生活を継続できています。

この記事では、40代の勉強が続かない本当の原因と、疲れずに学習を継続できる具体的な方法をお伝えしていきます。

勉強が続かなくて困っている同世代の方々の参考になれば幸いです。

40代の勉強が続かない3つの根本原因

勉強

脳の情報処理速度の変化を無視している

40代になると、脳の情報処理速度は20代の頃と比べて確実に変化していきます。

新しい情報を吸収するのに時間がかかるようになり、一度に大量の情報を処理しようとすると脳が疲れやすくなってしまいます。

以前は2時間ぶっ通しで勉強できていたとしても、40代で同じことをやると極度の疲労を感じてしまいます。

これは決して能力が落ちたわけではなく、脳の働き方が変わっただけなんです。

実際に私も、無理やり3時間連続で勉強しようとしていたことがありました。
覚えることがたくさんあると、焦ってしまうんですよね。

でも結局、勉強したことは全く頭に入ってこず、翌日は勉強する気力すら湧かなくなってしまいました。

このついつい私たちがやりがちな「気合と根性でやる」という発想こそが、40代の勉強を続かなくさせる大きな原因になっています。

気合と根性というワードは大好きなんですけどね。脳が着いてきません。

疲労回復に必要な時間が増えている

40代は仕事でも家庭でも責任が重くなってくるる年代です。

  • 連日の会議や打ち合わせ
  • マネジメント
  • 家事
  • 育児
  • 介護

など、日中のタスクだけで相当なエネルギーを日々消費しています。

20代の頃なら一晩寝れば回復できた疲れが、40代では2〜3日引きずることも珍しくありません。

そんな状態で「毎日2時間勉強する」という目標を立てても、体がついてこないのは当然のことです。

  • 朝起きた時点で既に疲れている
  • 仕事から帰ると何もしたくない
  • 休日は体を休めるだけで精一杯

こうした状態で勉強しようとしても、集中できずに時間だけが過ぎていきます。

そして「自分はできない人間だ」と落ち込んでしまう悪循環に入り込んでしまいます。

完璧主義が邪魔をしている

40代になると、仕事で培った「しっかりやらなければ」という意識が強くなります。

勉強においても

  • ちゃんと理解しないと先に進んではダメ
  • 毎日決めた時間勉強しないと意味がない

と考えてしまっていませんか?

しかしこの完璧主義が、勉強を続かなくさせる大きな障害になっているんです。

1日でもサボってしまうと「もうダメだ」と諦めてしまったり、理解が浅いと感じると先に進めなくなったりします。

私も「毎日必ず1時間」と決めていたことがありますが、残業で疲れてどうしてもできない日は出てきます。
そうすると、そこで完全にやる気を失ってしまいました。

完璧主義を手放せない限り、40代の勉強を続けるのは難しいでしょう。

40代が疲れる勉強法と疲れない勉強法の違い

疲れる勉強法の特徴

40代で疲れてしまう勉強法には、共通した特徴があります。

長時間集中型

まず長時間、一気に集中してする勉強方法です。

2時間や3時間まとめて勉強しようとすると、脳が処理しきれずにパンクしてしまいます。

一見、効率的に見えるこの方法が、実は非常に効率が悪いんですね。

新しい情報をひたすら詰め込む

次にひたすら新しい情報を詰め込みまくる勉強法です。
いわば、インプットだけの方法ですね。

記憶に定着させるためには、振り返りの時間が不可欠です。

インプットの勉強だけを続けていると、「長時間勉強しているのに全く身についていない」という徒労感だけが残ってしまいます。

無理な時間設定

そして無茶振りな時間設定も疲れる原因になります。

特に睡眠時間を削っての時間設定は悪手です。

例えば、朝5時に起きて勉強しようとしても、睡眠不足で日中のパフォーマンスが落ちてしまいます。
逆に夜遅くまで勉強すると、翌日に疲れが残って悪循環に陥ります。

せっかく勉強を頑張っているのに、日常に影響が出ては元も子もないですよね。

朝活で成果を出している人の話を聞くと、焦っちゃう気持ちはわかります。
でも、無理は禁物ですよ!

疲れない勉強法の2つのポイント

短期集中型

40代が疲れずに勉強を続けるには、「短時間集中型」に切り替えることが最も効果的です。
1回の勉強時間を15分〜30分に設定し、集中力が高い状態で学習する方法です。

私が実践して最も効果があったのは、「25分勉強して5分休憩」を繰り返すポモドーロテクニックでした。

タイマーをセットして25分だけ集中すると決めると、驚くほど頭に入るようになりました。

  • 朝の通勤時間に25分
  • 昼休みに25分
  • 夜寝る前に50分(細切れ2回)

このように細切れにすることで、1日の合計勉強時間は110分でも、脳への負担は格段に減ります。

長時間やるよりも記憶に定着しやすく、何より負担なく続けることができるんです。

復習中心の学習

もう一つ重要なのが「復習中心の学習」です。

新しいことを学ぶのは週に2〜3回程度にして、残りの日は既に学んだことの復習に充てましょう。

40代の脳は新しい情報の吸収に時間がかかる分、一度覚えたことは忘れにくいという特性があります。

この特性を活かして、復習を繰り返すことで確実に知識を積み上げていきましょう。

40代の勉強ができない状況を打開する具体的戦略

勉強

環境設定で勉強のハードルを下げる

勉強が続かない最大の理由は、「始めるまでのハードルが高い」ことです。

  • テキストを本棚から出して
  • ノートを用意して
  • ペンを探して
  • 前どこまで勉強したか思い出して

こんなこと、やる前から想像するだけで疲れてしまいますよね。

この問題を解決するには、勉強道具を「すぐ手が届く場所」に常に置いておくことです。

テキストや参考書など、紙ベースの勉強の場合は、専用のトレイを用意しましょう。
そこにテキスト、ノート、ペン、付箋をまとめておくと、探し回る手間が省けます。

付箋や栞を使って、どこまで進んだのか分かるようにしておくことも忘れずに。

スマホアプリで学習する場合も、ホーム画面の一番目立つ場所に学習アプリを配置しましょう。

YouTubeやSNSなど、ついつい見たくなってしまうアプリよりも、先に目に入る位置にすることがポイントです。
それにより、自然と学習を始められるようになります。

学習ツールの選び方で効率が変わる

40代の勉強では、学習ツールの変更も検討してみましょう。
昔ながらの紙のテキストにこだわる必要はありません。

むしろ、デジタルツールを活用することで学習効率が格段に上がる可能性があります。

今は、多数のデジタル教材が提供されています。

紙では重くて持ち歩けない参考書であっても、デジタル版では場所を選ばず学習することができます。

でもやっぱり紙の方が集中できる!という方は無理に変える必要はありませんよー

また、デジタル教材を利用する場合は、ご自分の性格に合わせて、買い切り型か、月額成果を選びましょう。

  • マイペースで進めたいなら、「買い切り型
  • 締め切りが決まっている方が集中できるなら、「月額制

性格に合わせて選ぶことで、断然効率が変わってきますよ。

ちなみに私は断然月額制。買い切り型は買って満足しちゃいます…

また、メモをとる場合はノートアプリの利用もオススメです。

NotionやEvernoteを使えば、スマホでもPCでも同じノートを見られるので、場所を選ばず復習できます。
検索も簡単にできますね。

モチベーション管理の新しいアプローチ

仕組みづくり

40代の勉強では、モチベーションに頼らない仕組み作りが必要です。

断言します。
「やる気が出たらやる」では絶対に続きません。

そのため、やる気がなくても自動的に勉強できる習慣を作りましょう。

提案したいのが「if-thenルール」です。

「もし○○したら、勉強する」という形でルールを決めておきます。

例えば

  • コーヒーを淹れたら、その間に英単語を5個見る
  • 歯を磨いたら、アプリで3分間勉強する

などです。

私は「夕食の片付けが終わったら、必ず机に座って25分タイマーをセットする」というルールを作りました。

このルールを3週間続けたところ、意識しなくても自然と勉強する流れができました。

記録の可視化

もう一つ効果的なのが「記録を可視化する」ことです。

カレンダーアプリに勉強した日をマークしていくだけでも、継続のモチベーションになります。
私はスマホのカレンダーに青いマークをつけていき、途切れないように続けることを楽しむようにしています。

疲れを最小限にする40代の学習スケジュール術

スケジュール

体調リズムに合わせた時間割を作る

40代になると、1日の中で集中できる時間帯が限られてきます。

例えば、

  • 朝の起床後1時間
  • 夜の9時頃
  • 会社の昼休み

など、人によって違うでしょう。

まずは1週間、自分がいつ頭が冴えているかを観察してみてください。
その時間帯に勉強を配置することで、同じ時間でも吸収率が全く変わってきます。

逆に絶対に避けるべきなのが、疲れている時間帯に無理して勉強することです。

夜10時以降は脳の働きが鈍くなっているので、その時間に新しいことを学ぼうとしても効率が悪くなります。

  • 朝型なら起床後30分以内に15分勉強
  • 夜型なら夕食後のリラックスタイムに20分勉強
  • 休日は午前中に30分集中学習

このように、自分のリズムに合わせることで疲れにくくなります。

週単位でバッファを設ける

毎日勉強しようとしても、どこかで必ずできない日が出てきます。

そこで挫折しないために、週に1〜2日は「やらない日」をあらかじめ設定しておくのがオススメです。

私の場合、

  • 平日4日は、朝または夜に勉強
  • 平日1日は必ずオフにする
  • 土曜日はちょっと頑張って長めにやる
  • 日曜日は気が向いたら時だけ

という自分なりのルールを設定しました。

このルールによって「できなかった」という挫折を味わうことがなくなり、細く長く継続できるようになりました。

また、週の後半に疲れが溜まりやすいので、月曜と火曜は少し多めに勉強し、木曜と金曜は軽めにするなど、強弱をつけることも効果的です。

ただ、このルールも厳格化しすぎない方がいいです。
万一守れなくても、後で取り戻せば全然OKです!

復習日を組み込んだサイクルを作る

新しいことを学ぶのは週に2〜3日だけにして、残りは復習に充てるサイクルを作りましょう。

例えば以下のような流れです。

  • 月曜日:新しいことを学ぶ
  • 火曜日:月曜日の復習
  • 水曜日:完全オフ
  • 木曜日:新しいことを学ぶ
  • 金曜日:木曜日の復習
  • 土曜日:新しいことを学び、かつ週で学んだ全体の復習
  • 日曜日:週全体復習

このようなサイクルにすることで、無理なく記憶が定着し、「勉強しているのに全然身につかない」という状況を避けることができます。

集中力が続かない40代のための工夫

スマホ

5分間だけのマイクロ学習を取り入れる

「今日は疲れて勉強できそうにない」という日でも、5分だけならできそうじゃないですか?
この「5分間だけ」というルールが、実は40代の勉強継続には極めて有効だったりします。

私も「最低5分ルール」を設けました。

どんなに疲れていても、タイマーを5分にセットして、その間だけ勉強します。
不思議なことに、5分やると「もう少しやろうかな」という気持ちになるから不思議です。

仮に5分で終わっても、それは失敗ではなく成功です。

5分でも積み重ねれば、1ヶ月で150分(2時間半)になります。
ゼロではありません。確実に進歩しています。

  • 通勤時間の信号待ち
  • レジの待ち時間
  • お湯を沸かしている時間

日常の中には5分の隙間がたくさん転がっています。
これらを活用して、勉強時間を確保してみませんか?

たかが5分、されど5分ですね

環境を変えて脳をリフレッシュ

同じ場所で勉強していると、脳が慣れてしまってどうしても集中力が落ちてきてしまいます。

40代は特にこの傾向が強いので、定期的に勉強場所を変えてみましょう。

  • 自宅で
  • 近所のカフェ
  • 自習室
  • 図書館

勉強できる場所は探してみると意外に多いものです。

場所を変えるだけで脳が刺激され、新鮮な気持ちで取り組むことができますよ。

社会人におすすめ!勉強に集中できる環境づくりのコツ7選

スマホの誘惑を物理的に遮断

40代に限らずですが、勉強を邪魔する最大の敵はズバリ、スマホです。
集中しようとしても、通知が来ると気になってしまうし、一度見始めると止まらないですよね。

そんなスマホ対策として私が最も効果を感じた方法は、勉強中はスマホを別の部屋に置くことです。

え?それだけ?」って思ったかもしれません。

でも物理的に距離を取ることで、「ちょっと見ようかな」という衝動が抑えられるんです。

どうしても手元に置く必要がある場合は、機内モードにしておきましょう。
通知が来ないだけでも、だいぶ違います。

また、これはかなり荒っぽい方法になりますが、SNSアプリを一時的に削除するのも効果的です。

再インストールの手間を考えると、そこまでしなく見ないでいいか、という気持ちになります。
勉強期間中は思い切ってアプリを削除し、週末だけ再インストールするという使い方も検討してみてください。

40代の勉強を継続させる心理テクニック

チェックリスト

小さな成功体験を積み重ねる

40代で勉強が続かない人の多くは、目標設定が高すぎるかもしれません。

  • 3ヶ月で難関資格取得
  • 半年でTOEIC200点UP

大きな目標だけを見ていると、日々の進歩が見えずに挫折してしまうことが多いです。

毎日達成できる小さな目標を設定しましょう。

例えば

  • 単語を10個覚える
  • テキストを3ページ読む
  • 問題を5問解く

なんでも良いです。ご自身が確実にクリアできるレベルに設定しましょう。
毎日目標が達成できることで、自己肯定感が高まり、勉強が苦ではなくなっていきます。

また、項目をチェックリスト化することもオススメです。
達成した項目を消していく作業も、モチベーションを高めてくれます。

手帳やアプリに毎日チェックマークをつけることで、視覚的にも進歩が実感できますよ。

完璧主義を手放す練習

40代の勉強で最も大切なのは、「完璧にやらなくても良い」と自分に許可を出すことです。

  • 理解度が60%でも先に進む
  • 1日できなくても翌日から再開する

柔軟性を持って進めましょう。

私は「60点主義」を採用しました。

完璧に理解できなくても、ざっくりと理解できたと思えたら次に進みます。
先に進んで後から戻ってくる方が、実は結果的に理解が深まることが多いんですよ。

また、やらない日があっても自分を責めないようにしました。

「今日はできなかった」ではなく「明日また始めればいい」と考えるだけで、心理的なハードルが下がります。

わざと「雑に勉強する日」を作るのも効果的です。

ただざっと読むだけ、問題を解かずに眺めるだけ、という日があってもいいじゃないですか。
それでもゼロではありません。確実に進んでいるんです。

まとめ:40代の勉強は続け方を変えてみよう

勉強

40代で勉強が続かない、疲れる、できないと感じているなら、それは学習方法が今のご自身に合っていないだけです。

20代の頃のやり方を無理に続けようとしても、脳と体がついていかないのは当たり前のことなんです。

まずは、短時間集中型の学習に切り替えてみましょう。
1回15分〜30分の勉強を1日に数回行う方が、2時間まとめて勉強するよりも記憶に定着しやすく、疲れも残りません。

また、完璧主義を手放し、60%の理解で先に進む勇気を持つことも大切です。
1日できなかったとしても自分を責めず、翌日から再開すればいいという柔軟な姿勢が、長期的に勉強を続けられます。

環境設定も見直してみましょう。

  • 勉強道具をすぐ手に取れる場所に置き、スマホは別の部屋に置く
  • デジタルツールを活用して、スキマ時間に学習できる仕組みを作る。

これらの小さな工夫の積み重ねが、大きな違いを生んでいきます。

40代の学習は、若い頃とは違う強みがあります。
「もう遅い」と諦める必要は全くありません。
40代に合った学習法を実践すれば、疲れずに学び続けることができます。

今日から、まずは5分だけ始めてみてください。その5分が、新しい自分への第一歩になるかもしれません。


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