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AIボット650種類を管理!AWS WAF新機能を初心者向けに解説

WAF新機能 クラウドニュース

最近、ChatGPTやClaudeなどのAIツールが当たり前になってきましたよね。

でも実は、そのAIを動かすために、様々なウェブサイトにこっそり「AIボット」が訪れているかもしれないのをご存知でしょうか?

2026年2月、AWSがそんなAIボットの動きを一目で把握できる新機能「AIアクティビティダッシュボード」をAWS WAFに追加しました。

今回はこの機能を、初心者の方にもわかりやすくご紹介したいと思います。

AWS WAFって何?まずはおさらい

まずは基本情報です。

ご存知の方も多いかと思いますが、WAFとは「Web Application Firewall(ウェブアプリケーションファイアウォール)」の略で、ウェブサイトへの悪意ある攻撃を防ぐ「門番」のような存在です。

AWS WAF はAmazonが提供するそのサービスで、

  • 不正なアクセスをブロック
  • 怪しいボット(自動プログラム)を弾く

そんな役割を担っています。ECサイトやブログを運営されている方には、お馴染みの機能ではないでしょうか?

ウェブアプリケーションファイアウォール - ウェブ API 保護 - AWS WAF - AWS
AWS WAF は、可用性に影響を与えたり、セキュリティを侵害したり、リソースを過剰に消費したりする可能性のある一般的なウェブエクスプロイトやボットから保護するのに役立ちます。

「AIボット」が増えている背景

AIが普及するにつれて、「AIボット」と呼ばれる自動プログラムが急増してきました。
このボットは主にざっくりとまとめると3種類に分かれます。

  • 良いボット
    GoogleやBingなどの検索エンジンのクローラー。サイトをインデックスしてくれる存在です。
  • グレーなボット
    AIの学習データ収集のためにサイトを巡回するボット。許可するかどうか判断が難しいところです。
  • 悪いボット
    スパムや情報収集、サーバー負荷をかけることを目的とした悪意あるボット。

これまでは「どんなボットが来ているのか」を把握するのは一苦労でした。
でも今回のAWSがの新機能で、それが格段に楽になったんです!

新機能「AIアクティビティダッシュボード」で何ができる?

今回追加された「AIアクティビティダッシュボード」は、AWS WAFのコンソールから確認できる新しい画面です。

主に以下のようなことができます。

① AIトラフィックの傾向を時系列で見える化

  • 最近AIボットのアクセスが増えているな
  • 特定の日に急増した

といった変化を、グラフで確認できます。
なんとなくこうかな?といった感覚ではなく、データとして把握できますね。

② 650種類以上のボットを識別

なんと、650種類以上のAIボット・エージェントを識別できるようになりました。

  • ChatGPTのようなAIアシスタント
  • LLM(大規模言語モデル)の学習クローラー
  • AIデータコレクター

など、カテゴリ別に分類して表示してくれます。

しかもこのリストは継続的に更新されるので、新しいボットにも対応可能です。

③ よくアクセスされるページも特定できる

  • どのページにAIボットが一番アクセスしているか

もわかります。

コンテンツが狙われているページを把握して、適切な対策が取れるようになります。

④ ダッシュボードからそのまま対策できる

確認した内容を元に、WAF Bot Controlのルールを使って

  • 許可する
  • レート制限をかける
  • ブロックする

の操作がダッシュボードから直接できます。

見つけてすぐ対応できるのは、運用者にとって嬉しいですね。

費用はどのくらいかかるの?

気になるお値段ですが、なんと、追加費用なしで使えます(一部プランを除く)。

  • CloudFrontの定額料金プランを利用中:有償プランに含まれます
  • それ以外のWAFユーザー:追加料金なしで利用可能

AWS WAFが使えるすべてのリージョンで利用できるので、すでにAWS WAFを使っている方はすぐに試してみてはいかがでしょうか?

こんな方に特におすすめ

  • WordPressやECサイトを運営していて、不明な謎のアクセスが気になる方
  • 「自分のコンテンツがAI学習に使われていないか」が心配な方
  • AWS WAFをすでに使っているけど、ボット対策まで手が回っていなかった方

まとめ

AWS WAFの新機能「AIアクティビティダッシュボード」は、増え続けるAIボットの動きを可視化して、適切に対処できるようにしてくれる頼もしい機能です。

AIが便利になる一方で、サイト運営者としてはしっかり管理していく必要がありますよね。

難しそうに聞こえるかもしれませんが、ダッシュボードで「見える化」されることで、初心者の方でも状況を把握しやすくなるはずです。

まずはコンソールを開いて、どんなボットが来ているか覗いてみてはいかがでしょうか?

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