そんな「甘いもの中毒」に悩んでいませんか?
私自身長年、長年砂糖中毒と戦ってきました。

こんな食生活はダメだ、万年虫歯からも解放されたい、今日こそは頑張ろう…
でも気づけばまた飴とチョコの生活に逆戻り。
一生このままなのかな、なんて半分諦めていました。
でも、ある日を境に状況は変わりました。
それは甘いものとは関係なく、腸内環境改善に本気で取り組む必要が出てきたことがキッカケでした。
腸内環境改善に取り組む日々を過ごすうちに、気づけばチョコレートや飴の量が減っていたのです。
「糖質依存には腸の健康も影響している」
——このことに気付けたのは僥倖でした。
腸内環境が乱れていると、悪玉菌が糖分を欲しが流ようになり、その信号が脳に伝わって
という強烈な欲求として現れます。
つまり、甘いものをやめるには、腸内環境を整えることが必須条件だったのですね。
この記事では、私が実際に試した腸内環境改善の方法をお伝えします。
甘いものを減らしたい、そんな方の参考になれば幸いです。
腸内環境が乱れると甘いもの欲求が止まらなくなる理由

腸内細菌が脳に指令を出している
腸内環境と甘いものへの欲求には、想像以上に深い関係があると言われています。
腸には約1000種類、100兆個もの腸内細菌が住んでいて、これらの菌が私たちの食欲や気分に大きな影響を与えています。
中でも大きく影響を与えているのは、腸と脳が神経で繋がっていて、常に情報をやり取りしている仕組みです。
この仕組みにより、腸内環境が乱れて悪玉菌が増えてしまった場合、「甘いものが欲しい」という信号が腸から脳へ送られやすくなってしまうんです。
これは悪玉菌が糖質をエサにして増殖するため、自分たちの生存のために糖質を求めるからと言われています。
幸せホルモンの90%は腸で作られている
もう一つ知っておきたいのが、セロトニンという神経伝達物質の存在です。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、心の安定や満足感に関わる物質なのははよく知られていますよね。
実はこのセロトニンの約90%は、腸で作られているんです。
そのため、腸内環境が悪化するとセロトニンの生成が減少してしまい、心が不安定になったり、イライラしやすくなってしまいます。
そしてこの不快感を解消しようと、脳は手っ取り早くセロトニンを増やす方法として「甘いもの」を求めるようになります。
確かに甘いものを食べると一時的に血糖値が上がり、セロトニンが分泌されて気分が良くなります。
でもこれはあくまで一時的な対処法。根本的な解決にはならないのは想像できますよね。
血糖値の乱高下が悪循環を生む
腸内環境が乱れている状態で糖質を摂取すると、血糖値が急激に上昇してしまいます。
すると膵臓からインスリンが大量に分泌され、今度は血糖値が急降下します。
この血糖値の乱高下が、更に甘いもの欲求を引き起こしてしまう悪循環を引き起こします。
健康な腸内環境であれば、血糖値の上昇を穏やかしてくれる調整機能が働きますが、腸内環境が悪いとこの調整機能がうまく働かず、糖質依存のループから抜け出せなくなってしまうんです。
腸内環境改善で甘いもの欲求を抑える具体的な方法

オリゴ糖で善玉菌を育てる
腸内環境を改善するために、まず取り組みたいのがオリゴ糖の摂取です。
オリゴ糖は善玉菌のエサになり、腸内で善玉菌を増やす手助けをしてくれる強い味方です。
砂糖と違って血糖値を急上昇させないので、糖質を抑えたい時に積極的に摂りたい、理想的な甘味料ですね。
オススメのオリゴ糖
エンジェルオリゴ
エンジェルオリゴは、ラフィノースという特別なオリゴ糖を使用しています
善玉菌のエサとなるそのオリゴ糖を効率的に摂取できるよう設計されており、腸内のビフィズス菌を元気にして自然なリズムをサポートしてくれます。
また、化学的な添加物を一切使用せず、素材本来の力で腸内環境を整えることができるのが大きな特徴です。
オススメポイント
シンプルで安心できる腸活を求める方にぴったりの商品です。
カイテキオリゴ
カイテキオリゴは、実績と信頼のあるロングセラー商品です。
複数のオリゴ糖を独自配合した「EOS理論」により、腸内に生息するさまざまな種類の善玉菌をまんべんなくサポートしてくれます。
一般的なオリゴ糖製品は単一成分が多い中、カイテキオリゴは複数のオリゴ糖を組み合わせることで、より多くの善玉菌に働きかけることができるのが大きな特徴です。
オススメポイント
独自の配合技術による違いを実感できる、確かな実績のある商品です。
乳酸菌を大量に補給する
オリゴ糖で善玉菌を育てるのと同時に、外から善玉菌である乳酸菌を補給するのも大切です。
腸内に善玉菌が増えると悪玉菌の活動が抑えられ、甘いものへの異常な欲求が自然と落ち着いていきます。
乳酸菌を摂取するには、ヨーグルトや発酵食品などでも良いのですが、正直なところ、毎日続けるのは大変ですし、摂取できる菌の量にも限界がありますよね。
より確実に大量の乳酸菌を摂りたいなら、サプリメントの活用がオススメです。
オススメ乳酸菌
乳酸菌EC-12
乳酸菌EC-12
は、1袋に1兆個もの乳酸菌が凝縮された、圧倒的な菌数が最大の魅力のサプリメントです。
死菌タイプ(加熱処理された乳酸菌)を使用しているため、胃酸に強く腸までしっかり届くという特徴があります。
死菌って、文字だけ見ると効果が薄そうですが、実は死菌だからこそ実現できる高濃度配合により、生きた乳酸菌では難しい大量摂取が可能になっているんです。
もちろん、死菌であっても腸内で善玉菌のエサとなるのは変わりません。
免疫細胞を刺激する働きは変わらないため、しっかりと腸内環境改善に役立ってくれます。
オススメポイント
多くの乳酸菌を効率的に摂れるので、忙しい現代人の強い味方となる、効率重視の腸活サプリメントです。
食物繊維で血糖値の急上昇を防ぐ
腸内環境改善と糖質依存からの脱却には、食物繊維の摂取も欠かせません。
特に水溶性食物繊維は、腸内で善玉菌のエサになるだけでなく、糖質の吸収を穏やかにして血糖値の急上昇を防いでくれると言われています。
血糖値が安定すれば、絶え間なくやってくる甘いもの欲求から解放されますので、積極的に摂取していきたいですね。
オススメ食物繊維
菊芋粉末・極
菊芋粉末・極 は、天然の「イヌリン」が豊富に含まれる菊芋を粉末化した、自然派志向の方に人気が高いサプリメントです。
菊芋は「天然のインスリン」とも呼ばれ、古くから健康食材として注目されてきました。
水溶性食物繊維とオリゴ糖の両方を同時に摂取できる優れもので、腸内環境を整えるだけでなく、血糖値や中性脂肪が気になる場合にも効果的です。
菊芋粉末・極は、化学的な加工を最小限に抑え、菊芋本来の栄養をそのまま閉じ込めた自然派サプリメントです。
オススメポイント
自然由来の成分で、体を内側から整えたい方にぴったりの商品です。
発酵食品を毎日の食事に取り入れる
サプリメントだけでなく、日々の食事からも腸内環境を整えるようにしましょう。
特に、発酵食品には生きた乳酸菌や酵母が含まれていて、腸内の善玉菌を増やすサポートをしてくれます。
意識して食べたいのは、以下のような食品です。
これらの発酵食品をできれば毎日1〜2品は食べるようにしましょう。
特に納豆は、納豆菌が腸内環境を整える力が強いと言われています。
発酵食品を食べるときのポイントは、加熱しすぎないこと。
お料理をされる方は意識してみて下さいね。
糖質の質を見直す
せっかく腸内環境改善をしていても、大量の精製された糖質を毎日摂っていては、効果が出にくくなってしまいます。
もちろん、糖質を抑えるのが簡単でないことは重々承知しています。
まずは無理のない、できる範囲で糖質の質を見直してみましょう。
最初は物足りなさを感じるかもしれませんが、腸内環境が整ってくることで、自然な甘さで満足できるようになってくるでしょう。
腸内環境改善で甘いもの欲求が減るまでの期間と注意点

効果を感じるまでには個人差がある
腸内環境改善を始めてから、効果を感じられるまでの期間にはどうしても個人差が出てきます。
私の場合は3週間ほどで変化を感じ始めましたが、人によっては1週間で効果を感じる人もいれば、1ヶ月以上かかる人もいるでしょう。
これは、もともとの腸内環境の状態や生活習慣によって変わってくることが原因です。
改善には時間がかかることを認識し、焦らずに最低でも1ヶ月は続けてみるようにしましょう。
短期間で諦めてしまうのは、とてももったいないですよ。
好転反応が起きることもある
腸内環境改善を始めて最初の1〜2週間は、「好転反応」が起きることがあると言われています。
これは体が良い方向に変化していく過程で一時的に起こる反応で、
といった症状が出ることがあります。
でもこれは決して悪いことではなく、腸内環境が変化している証拠です。
腸内の悪玉菌が減り、善玉菌が増えていく過程で起こる自然な反応なんです。
この反応はほとんどの場合、1〜2週間で落ち着いてくるはずです。
もし、症状がひどい場合や、長く続いてしまう場合は、摂取量を減らしたり、一度休んだりすることも検討してください。無理は絶対に禁物です。
生活習慣全体を見直すことも大切
腸内環境改善は、オリゴ糖や乳酸菌を摂るだけでは不十分です。
生活習慣全体を見直すことも、より効果的に腸内環境を整えるためには大切なステップです。
意識したいのは以下の見直しポイントです。
どれも基本的なことではありますが、これらの対策は腸内環境改善と砂糖依存解消に効果的です。
特に睡眠不足の解消は必須条件です。
睡眠が足りていないと食欲を増進させるホルモンが増えてしまうと言われています。
それを避けるためにも、できる限り睡眠時間を確保するようにしましょう。
完璧を目指さない

また甘いものを食べちゃった!

最近こってり系の外食が続いてる…
そんなこともあるでしょう。
でもご自分を責める必要は全くありません。一番大切なのは、長く続けること。
80%できていればOKくらいの気持ちでいると、結果的に長続きしますよ。
腸内環境改善で得られる甘いもの欲求以外のメリット

肌の調子が驚くほど良くなる
腸内環境を改善すると、甘いもの欲求が減るだけでなく、多くの場合肌の調子もよくなります。
腸内環境が悪いと、腸で作られた毒素が血液に乗って全身を巡り、肌荒れやニキビの原因となってしまいます。
逆に腸内環境が整うと、肌のターンオーバーが正常化し、透明感のある健康的な肌になっていきます。

もう年だしな…
私も綺麗なお肌とは無縁だと思っていました。
でも、腸内環境改善を始めて1ヶ月ほど経つと、周りから「最近化粧品変えた?」なんて言われることが出てきました。
お世辞も多少は入っているかもしれませんが、本当に嬉しかったですね。
便通が安定して体が軽くなる
腸内環境が整うと、毎日の便通が驚くほど安定します。
私もお腹が張って不快な日があったのですが、気付けばお腹のことをあまり気にしなくなっていました。
この変化は、生活の質を大きく向上させてくれました。
お腹の調子が整うと体が軽く感じられて、アクティブに動けるようになります。
結果仕事の効率も上がり、1日を通して疲れにくくなるでしょう。
免疫力が上がって風邪をひきにくくなる
腸内環境と免疫力には深い関係があります。
実は、体の免疫細胞の約70%が腸に集中しているといわれています。
そのため腸内環境が整うと、これらの免疫細胞が正常に働くようになり、病気への抵抗力が高まります。
私も腸内環境改善を始めてから、明らかに風邪をひく回数が減りました。
元々それほど風邪を引く方ではありませんでしたが、更に風邪知らずになりましたね。
メンタルが安定して前向きになれる
腸内環境とメンタルヘルスの関係は、私が最も驚いた変化の一つです。
幸せホルモンであるセロトニンの約90%は腸で作られています。
腸内環境が整うとセロトニンの生成が促進され、心が安定し前向きな気持ちになれます。
私は豆腐メンタルな上、些細なことでイライラもするほうです。
でも、腸内環境改善を始めてからイライラすることが減りました。
ちょっとしたことでもカチンと来ていたのが、物事を冷静に考えられるようになり、ストレスへの対処も上手になった気がします。
仕事のパフォーマンスも上がり、人間関係も良好に。
腸を整えることが、これ程心にも影響するとは、腸内環境を整えることが大切であると再認識しました。
腸内環境改善で甘いもの欲求をコントロールして理想の自分に

腸内環境を整えることで、甘いもの欲求が減り、体も心も健康になる。
私自身が体験して実感したこの変化は、決して特別なことではありません。
腸内環境と甘いもの欲求の関係を理解し、正しい方法で改善していけば、きっと同じような効果を得られるでしょう。
また、発酵食品を毎日の食事に取り入れ、生活習慣全体を見直していく。
この積み重ねが、甘いもの依存から抜け出し、健康的な体と心を手に入れる近道になります。
完璧を目指す必要はありません。80%できていればOK。
たまに甘いものを楽しむ日があってもいいんです。大切なのは、長く続けられること。
甘いもの欲求に振り回される毎日から卒業して、自分でコントロールできる毎日へ。
腸内環境改善は、その第一歩になってくれるはずです。

