最近話題の「エリスリトール」をご存知でしょうか?
という、なんとも魅力溢れた甘味料と言われていますが、実際のところどうなのでしょうか。
私自身は普段全く料理をしない生活を送っているので、飲み物に入れる砂糖の代わりにエリスリトールを1週間試してみました。
始める前、実は

「まあ、飲み物だけだし、そんなに出番はないかなー」
そんな風に思っていました。
ところが、予想以上の変化を実感することができたんです。
結論から言うと、エリスリトールは
砂糖の代わりとして十分使えて、体型管理や血糖値への配慮という面
で大きなメリットがありました。
ただし、使い方にはちょっとしたコツが必要あることも分かりました。
この記事では、私と同じく料理をほとんどしな方でも分かりやすいように、
まで詳しくお伝えします。
砂糖を控えたいけれど甘さは絶対に捨てたくない!という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

エリスリトールとは何?砂糖との違いを分かりやすく解説

エリスリトールの基本的な特徴
エリスリトールは、天然にも存在する糖アルコールの一種です。
などの発酵食品にも含まれているので、実は普段よく口にしている身近な成分だったりします。
最大の特徴は、
という点です。
砂糖が100gあたり 384kcal あることを考えると、この差はかなり大きいですよね。
砂糖とエリスリトールの違い
砂糖とエリスリトールの主な違いをまとめると以下のようになります。
砂糖 | エリスリトール | |
---|---|---|
カロリー | 100gあたり384kcal | 100gあたり0〜4kcal |
甘味度 | 基準値100% | 約70% |
血糖値への影響 | 血糖値を上昇させる | 血糖値にほとんど影響しない |
代謝 | 体内で完全に代謝される | 90%以上がそのまま排出される |
このように、カロリーや血糖値に気を配っている方にとって、エリスリトールは魅力的な選択肢と言えるでしょう。
実際に1週間試してみた体験レポート

試した商品
中を出してみると、こんな感じです。

パッと見た感じは、グラニュー糖ですね。
かなり粒度が細かいので、くしゃみしたら全部飛んでいってしまいそうです。
1日目〜2日目:まずはコーヒーと紅茶で試してみる
私がまず試したのは、普段飲んでいるコーヒーに入れて試すことでした。
ごくシンプルに砂糖の代わりにエリスリトールを使ってみました。
最初に感じたのは、

「んー、ちょっと甘さが足りないかも。それに何かスースーする」
ということでした。
これは砂糖の70%程度の甘味度の数値が示す通りの結果ですね。
スースーするのは、エリスリトールの独特の後味のためです。
私には甘さが足りなく感じたので、普段の砂糖の量より多めに入れないと厳しかったです。

「こんなに入れて大丈夫…?」
と正直不安になりましたが、すぐに慣れてしまい気にならなくなりました。
さらに飲み慣れてくると、スースーした後味により、むしろすっきりとした甘さが心地よく、クセになりそうでした。
3日目〜4日目:市販の飲み物やお菓子への意識が変わる
エリスリトールを使い始めて気づいたのは、普段飲んでいる市販ジュースの強い甘味です。

「ほー、思ってたよりジュースって甘かったんだ!」
味覚音痴の私がそう思えたのは大きな驚きでした。
お菓子についても同様で、いつものチョコレートや飴が

「ちょっと甘すぎるかも?」
と感じるようになり、途中で

「もうこのくらいでやめておこうかな」
と思えるようになったのは嬉しい変化でした。
5日目〜7日目:体の変化を実感
1週間経つ頃には、次のような変化を実感できました。
体重面での変化
元々が酷い食生活だったためか、体重の目立った変化は特にありませんでした。
ただ、飴やチョコの量が減り、代わりに健康的なおやつを口にする回数が増えたので、結果プラマイゼロだったのかもしれません。
体調面での変化
昼間の、特に仕事中に襲ってくる眠気が軽減されたように感じました。
おかげで、心なしか仕事のパフォーマンスも上がった気がしたのは嬉しい変化でした。
私の場合、常に甘いものを口にしていたので、血糖値乱高下が常態化して発生しており、特に影響が大きかったのかもしれません。
エリスリトールは血糖値への影響がほとんどないため、この変化につながったのでしょう。
また、ささやかですが夜の睡眠の質も上がったように感じました。
味覚の変化
甘いものに対する感覚が変わり、以前より少ない甘さでも満足できるようになりました。
鈍い味覚も悩みの一つでしたので、これも嬉しい変化でしたね。
エリスリトール使用時の注意点とコツ

過剰摂取による副作用に注意
エリスリトールは基本的に安全な甘味料ですが、一度に大量摂取すると人によってはお腹の調子が悪くなることがあります。
これは糖アルコール系甘味料共通の特徴になります。
目安としては、
1日あたり0.5〜1g/kg体重程度
に留めておくのが良いとされています。
体重50kgの方なら25〜50g程度ですね。
私のように飲み物に入れるくらいなら超えることはないかもしれませんが、お料理をされる方は参考にしてみてくださいね。
料理しない方向けの使い方のコツ
私と同じように料理をしない方でも簡単に活用できる方法をご紹介します。
飲み物に使う場合
砂糖の1.3〜1.5倍程度の量を使うと、砂糖と同程度の甘さになります。
ヨーグルトに混ぜる場合
無糖ヨーグルトに混ぜると、カロリーを抑えながら甘いデザート感覚で楽しめます。
フルーツやナッツと組み合わせると、更にご褒美感が増して美味しくなりますよ。
シンプルなお菓子作り
簡単なお菓子を作るのが苦にならない方であれば、市販のホットケーキミックスなどに合わせる砂糖をエリスリトールに置き換える方法もオススメです。
低カロリーなおやつを楽しみたい場合は、試してみてくださいね。
エリスリトールのメリット・デメリット総まとめ

メリット
デメリット
どこで購入できる?おすすめの商品

ドラッグストアや量販店での購入
最近は大手ドラッグストアや量販店でもエリスリトールを見かけるようになりました。
の売り場を探してみてください。
オンラインでの購入がおすすめ
品揃えの豊富さと価格を考えると、オンラインでの購入が最も便利で簡単です。
送料が気になる場合は、まとめ買いや、他の商品と同時に買うのがオススメです。
人気の商品としては、今回試したものを含め、以下のようなものがあります。
商品名 | 特徴 | リンク |
---|---|---|
LOHAStyle エリスリトール | 天然由来の糖質ゼロで、日々の健康管理やダイエットに安心。コーヒーから料理まで幅広く使えて満足度高い。 | 楽天で詳細を見る |
NICHIGA エリスリトール | 砂糖の70%の甘さで血糖値にほぼ影響せず、後味がすっきり。安心の国内ISO認証工場生産で安全性も高い。 | 楽天で詳細を見る |
LibertyLife エリスリトール | 溶けやすいサラサラ結晶粉末。糖質制限ダイエットに最適で、コスパも良くリピートしやすいのが魅力。 | 楽天で詳細を見る |
初めて試す場合は、少量パックから始め、ご自分の体に合うかどうか確認してみましょう。
長く使い続けたいと感じたら、大容量パックに移行するのがおすすめです。
エリスリトールに関するよくある質問

妊娠中や授乳中でも使えるの?
エリスリトールは天然にも存在する成分であるため、通常の摂取量であれば特に問題ないとされています。
ただし、妊娠中や授乳中の方は念のため医師に相談してから使用することをおすすめします。
子供が食べても大丈夫?
基本的には問題ないとされていますが、子供は大人より体重が軽いため摂取量には注意が必要です。
また、お腹が緩くなりやすい傾向もあるため、様子を見ながら少量から始めるのが良いでしょう。
他の甘味料と組み合わせても良い?
エリスリトール単体では甘味度が不足する場合、他の天然甘味料と組み合わせて使うことも可能です。
ただし、それぞれの特性を理解してから使用するようにしてください。
保存方法や賞味期限は?
エリスリトールは湿気を吸いやすいため、密閉容器に入れて冷暗所で保存しましょう。
未開封であれば2〜3年、開封後も適切に保存していれば1年程度は品質を保てます。
まとめ|エリスリトールは砂糖代わりの心強い味方

1週間のエリスリトール生活を通じて感じたのは、

「砂糖の代わりとして十分に使えそう」
ということでした。
特に、カロリーを抑えながらも甘いものを楽しめるという点は、健康を意識している方にとって大きなメリットでしょう。
料理をしない生活でも、
など身近な食品に使うことで、手軽に糖質制限やカロリー制限ができました。
また、味覚の変化や昼間の眠気軽減など、予想以上の効果も実感できたのが嬉しい驚きでした。
ただし、
など、砂糖とは異なる特徴があることも理解しておく必要があります。
最初は少量から試し、ご自分の体に合うかどうか確認してから本格的に取り入れるのが良いでしょう。
エリスリトールは、甘いものを我慢せずに健康的な生活を送りたい方にとって、とても心強い味方になってくれるはずです。
気になった方は、ぜひ一度試してみてください。
健康的な甘さを求める現代のライフスタイルにおいて、エリスリトールという選択肢があることを知っているだけでも、食生活の幅がぐっと広がります。
砂糖との上手な使い分けをしながら、より豊かで健康的な毎日を送っていきましょう。